少し前にLCCのPeachに乗って、関西国際空港-宮崎ブーゲンビリア空港間を2往復したのでその話。
日本国内の移動手段として、そこそこ認知されてきたLCC。便数が少なかったり、手荷物に別料金が掛かったり、制約も多いですがそれよりも料金が既存交通手段と比べて大幅に安いというメリットがあります。私が利用したピーチでは定期的にキャンペーンをやっていて、この記事を書いている時点(2016年4月3日)で関西国際空港から宮崎空港まで最安値で2,290円のチケットが予約できます。京都駅から関西国際空港までのリムジンバスが片道2,550円ですから、その安さが際立ちます。JALやANAを利用すれば、伊丹空港から宮崎空港までの発着便がありますが、JALで早割などを利用しても11,500円とかします。確かに、実際に2,290円で利用しようとすると、不便な曜日しか予約できないということも有りますが、それでも11,500円よりはかなり安く移動できます。
画像の料金は、関空-宮崎間の片道ではなく、往復での料金です。この時はキャンペーン時に予約できたため、6,910円で往復できました。(往路2,400円、復路3,850円、クレカ払い手数料660円)
実際に搭乗する際の流れですが、関空から発着する場合は、関西国際空港の第2ターミナルを利用することになります。これがデメリットの一つです。バスも電車も第1ターミナル側に停車するので、第2ターミナルまではシャトルバスで移動する必要があります。余裕を持って空港に向かったつもりでも、この移動時間(7~9分+待ち時間)が必要ですのでお気をつけください。
無事に第2ターミナルに到着しました。
LCCのせいか、ターミナルも安っぽい…
預ける荷物が無ければ、搭乗時はカウンターに並んでおねえさんとお話などせずに、自分でチケットを発券します。
(関空の発券機の画像が見つからなかったので、宮崎空港の発券機です。)画像がやや暗いですが、右下にあるバーコードリーダーにて事前にメールで送られてきたQRコードを読ませて発券します。スマホがあれば、印刷すらせずにメールに記載のQRコードをかざすだけで手間が要りません。ほとんど並ばずにあっという間にレシートタイプのチケットが発券されます。QRコードをかざすだけなので、チケット発券の手間だけで言うと、新幹線よりも早いと思います。
シンプルな搭乗チケット
搭乗に使用するだけなので、別にこれで充分。
ちなみに関空-宮崎間は一日一便しかありません。(これもデメリットの一つ)私が乗った際は18:25が出発時刻でした。(今調べてみると16:10関空出発になってました。2時間ほど早くなって、宮崎での移動がしやすそうです。)
時間がきたらいよいよ搭乗です。
ご覧のとおり、第2ターミナルからは廊下も含めてそれなりに歩きます。また、飛行機に搭乗するまでは、人工島である関空の海風を全身に浴びて進む必要があります。この風が結構強い。帽子やマフラーなどが飛ばされない様に注意が必要です。ここに雨が降ったりすると最悪です。
座席が狭いのと、他の搭乗者の手前、機内ではほとんど写真が取れませんでした…。座席は、よく言われるように狭いです。私は身長180cmありますが、膝が前の座席の背もたれについてしまうので、長時間のフライトは耐えられません。宮崎までは約1時間程度なので、ぎりぎり我慢できる範囲です。隣に座ったおっちゃんもがっちり体型で、「狭いの。なぁ?」と話しかけてくるぐらいです。子供や女性はさほど心配しなくても良いと思います。
無事に宮崎空港に到着したら。これ。
デメリットもありますが、何だかんだいってLCCはやっすいのでお勧めです。日本国内の移動なら、飛行機に乗ってる時間も知れてるので、狭い座席も我慢ができます。突然欠航したりしますが、それはそれで旅の思い出ということで良いんじゃないでしょうか。
もちろん、欠航したら困る移動は他の航空会社を利用してください。
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