菜園の野菜たちに水をやるのに水道が遠いのと、水がもったいないので雨水タンクを設置して、雨水の有効活用を始めました。
今耕している畑は、何年も放置されていた土地で、雑草生え放題アンド粗大ゴミ放置状態だったので、端っこに転がっていたブリキだかトタンだかのドラム缶みたいなやつを再利用しました。(いろんな意味でエコ)
雑草に埋もれていたなぞの缶です。缶の上部と側面下部に円形の穴が開いています。焼却炉的な物?かとも思いましたが、それにしては穴が小さくて物を入れるには不便です。
なんだか良くわかりませんが、水が貯まれば何でも良いので正体は気にせずに外観を確認します。
見事に穴が開いてます。これでは水が貯まりません。穴を埋めようにも錆びて不規則に穴が開いているのと、上部の穴がこぶし大の円形の穴のみなので内側から穴埋め作業も出来ません。
しばらく悩んだ末、上下逆さまにしてみることにしました。
ゴミの中から放置されたコーキング材(シーリング剤?)を見つけたので、新たに底になる上部の穴を埋めてみました。(見た目が汚いのはご勘弁ください)コーキング材の強度がどれくらいあるかわからないので、水が満タンになった時に漏れないか心配ですが、とりあえず穴は埋まりました。
このままでま雨水を貯める入り口が無いので、逆さまにして底に穴を開けます。
元々錆びて穴が開いていたので、その穴を足がかりに叩いたら割れました。後はペンチで缶きりのように穴を広げていき、雨水の入り口を作ります。思いのほか、缶の厚みが薄いようです。
下部に蛇口を付けてそこから排水しようかとも思いましたが、水圧が無いと水の出が悪いみたいなのと他に部品を購入しなければならないので、素直に上からすくって水を使用することにします。
雨どいを雨水タンクの高さで切断して開けた穴に挿しこんで完成。雨水があふれるとそのまま垂れ流しです。オーバーフローとかは気にしません。どうせ荒地なので。コーキングした部分も無事に塞がっているようで下からも水漏れはありません。ただ、このままだとボウフラが湧くので、落ちてた瓦で蓋をして運用しています。
雨が降るとこんな感じに水が貯まります。
画像は、雨水タンクが完成する前に置いておいた元衣装?ケース。
水が貯まれば、バケツでも古い浴槽でも何でも利用できます。雨どいを切ってタンクで受ければ良いので簡単です。屋根の大きさによりますが、小雨程度でも結構な水量を確保できます。菜園、農園、ガーデニング関係をされている方には、雨水タンクお勧めです。水道代も浮きますし、目に見えて雨水が貯まるので、エコなことしてます感が味わえます。消毒の塩素が入っていないので、そのまま水槽の水にも出来ます。断水時のトイレの水にもなります。いざとなったら煮沸して飲めます。良いことばっかです。
雨水タンクは市販のものを買うとお手軽に格好良く出来上がりますが高いです。
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