Panasonicの食器洗い乾燥機、NP-TCM2を自力で設置してから7ヶ月経ちました。当初の期待通りの仕事をしてくれる大変優秀な家電です。ファミリー向けの機種よりだいぶ小さなつくりになっていますが、1~2人暮らしなら一日一回の運転でまかなえると思います。
食器洗い乾燥機を設置するにあたって、ハードルの一つが分岐水栓の取り付けです。食洗機に水かお湯を供給するために水道の蛇口手前で分岐する必要があります。ふだん素人が触るところではないので、少しハードルが上がりますが、情報収集と準備をしっかりすれば出来ないこともありません。このページ以外にもネット上で分岐水栓を自力で付けている方が沢山居ますので、自宅の蛇口と自分のスキルを勘案してご判断ください。
※※作業開始前に水道の元栓が閉まっているか確認してください。※※
私の家の混合水栓はINAXのSF-C430Sという型番のものでした。型番は水栓の裏側などに記載されていると思います。うちの場合は、見辛いですが側面にシールで記載されていました。(ほとんどはげてますが…)
マンションなどで良く見るかける、何の変哲もない水栓です。取っ手の上についているカバーを外してネジを緩めます。
ここまでは簡単に外せます。
写真を撮り忘れてますが、この状態にする為にモンキレンチか、この水栓がはさめるウォーターポンププライヤーのような工具が必要です。はさんで回して取り外すわけです。
上についてる白い部分は簡単に外せます。
スポッとな。
あまり見ることのない水栓の内部に感心したら、次はいよいよ分岐水栓の取り付けです。
今回取り付けたのは、カクダイ ワンホール用分岐金具 INAX用セット 789-702-IN6というやつです。
【ポイント最大 16倍】分岐装置 カクダイ 789-702-IN6 ワンホール用分岐金具(INAX用セット) [□]
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楽天もアマゾンも似たような値段です。
SF-C430Sという型番だと、
パナソニック 食器洗い乾燥機用分岐栓 CB-SXH7の方が検索で上がってくるのですが、買いに行ったEDIONに無かったので少々高いですがカクダイの方を選びました。(価格交渉したら多少まけてくれたので。)
分岐するだけじゃなくて、ステンレスの取っ手の部分まで付いてくるのでピカピカになり金属の重さのおかげか、プラスチックの取っ手と比べ水の出したり止めたりに安定感が出ました。思わぬ副産物です。また写真の通り、分岐側の配管が左右両方ともに付いていて、食洗機への給水を冷水で行うか、温水で行うかを選択できるようになっていました。
我が家では、温水で食洗機に給水しております。食器洗い乾燥機でお湯を沸かすと、当然電気でお湯にしますのでガスより効率が悪いはずなので。
また、お湯で洗ってすすぐので、普段の運転ではスピードコースドで洗って乾燥をかけずに乾かしています。蓋を開けておけば、多少布巾で拭くとこはありますが、冬場でもお湯の温度でほとんど勝手に乾いてくれます。スピードコースは30分ほどで終わりますので非常に快適です。ただ、水を吹き付ける動作音がどうしてもしますので、気になるようであれば使用するタイミングを外出時や睡眠時など工夫する必要があります。
鍋やフライパン、まな板など大きな調理器具は食洗機の中に入らないので手洗いが必要ですが、それでも食器を洗わなくて良い快適さは、一度味わうと止められません。これがあるお陰で、酔っ払ってそのまま寝てしまっても後片付けが苦にならなくなりました。お勧め家電の一つです。
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